パジャマとテディベアと私

子持ち30代会社員(女)の毎日を綴ります。

ドキドキだった3歳児健診

妊娠時から、大切な健診ということでちょこちょこ情報をチラ見していた3歳児健診。子が満3歳になったので、先日健診を受けてきた。その記録である。

 

まず某日、自治体の保健所から分厚い封筒が届いた。健診のお知らせである。中には、日程の案内や問診の他に、噂に聞いていた以下のものが入っていた。

・視力検査キット

・聴力検査キット

・尿検査キット

 

まず視力。クマ耳のついた、片目だけ目の部分が開いている舞踏会のマスクのようなものが入っており、子に装着させた上で絵を当ててもらわねばならない。マスクを着け続けさせるのがまず至難の技で、かわいい!とおだてたり、親がマスクしておどけてみせたりして納得させ、何とか着けてもらった。その上でカードを見せて何の絵か当ててもらうのだけど...距離を取らないといけないのにどうしても近づいてくる。「そこに立ったままよ」等言うと怒られたと思い、機嫌が悪くなってマスクを外す...。挫けそうになりつつ、2日間に分けてやった結果何とか両目検査ができた。

 

続いて聴力。親が口許を隠しながらささやいた名前は何か、絵カードで指差すというもの。「クイズでーす!」などと盛り上げながらトライしたものの...。「もっと大きい声で言ってよ!」と小言を言われる始末。お願いしたらしぶしぶやってくれたけど...これ、あんまり意味ないならやりたくないなぁ...と途中で思ってしまうほど面倒だった。あとは耳元で指擦りという項目もあった。近づくだけで「何?」と警戒されながら、こちらも何とか遂行。これだけでへっとへとである。

 

最後は尿検査。子は昼間はほぼおむつが外れているものの、トイレに行って欲しいタイミングで行ってくれるか?がとても不安だった。気が向かないとトイレに行ってくれないので...。でもこれは奇跡的に成功。容器に受けるときに、飛び散った尿を手に浴びまくってしまったけれど、母3年目、その程度では怯まない。

 

そんなこんなで何とか準備を終え、当日を迎えた。子は保育園休み、私も会社を休んで気合いは十分。生憎の雨模様で子のテンションは下がり気味だったものの、好物のツナおにぎりを作ってあげたことで気持ちを持ち直し、無事早めの出発に成功。到着順で診察の順番が来るのだが、無事9番をゲットできた。

栄養士の話を聞きつつ、まずは歯科に順番で呼ばれる。子はずっと「あーんしない!」と言い続け、実際順番が回ってきたときを口をガッツリ隠す始末。どうしようかと思ったけど、何とか宥めて口を開けてもらい、事なきを得た。歯は問題なし!かかりつけの歯医者を見つけてね。とのこと。

続いて保健師との話、身体測定、内科健診と続いていく。ちょいちょい子に対し「お名前は?」「何歳ですか?」「今日はおうちからどうやって来たの?」など話しかけられた。きっと子の様子を見られているのだろう、と緊張したけど、特に何も指摘されず終了。あ、身長低め、体重重めなことを少しずつ言われたかな。気にするほどじゃないけど、という前置き付で。まあ、結構なワガママボディーだもんねぇ。仕方ない。

 

保健所を出るまで所要時間は2時間程度。出たあとたまらずおにきりを求めてきた子...これがワガママボディーの源泉か...

 

とにかく、恐れていたけどほぼ何事もなく終わって一安心だ。視力、聴力は当日検査があるかと思っていたら全くなく...あの、自己流検査でオッケーにしてしまうのね、というところにはちょっとビックリしたけど。

あ。あと、身体測定後のお着替えの時、男の子と「自分の方が着替えるのが早い」とライバル心をむき出しにしあい、最終的に男の子に「あっかんべーだ!」と言われて走り去られるというちょっとしたイベントは発生した。まあ、そんなことがあったが基本的におとなしくしてくれていて良かった。

 

一仕事、終えた感じだ!