パジャマとテディベアと私

子持ち30代会社員(女)の毎日を綴ります。

久しぶりのアルコール

今日は、久しぶりにビールを飲んだ。会社のイベントで、昨年までの労いと今年の決起会を兼ねているものがあったためだ。子のお迎えは夫に頼み、私は会に参加したのである。

 

昔は週一以上のペースでお酒を飲んでいた。一人で飲むのはあまり好みではなく、あくまでも人とワイワイやりながら飲むのが良い。そんなに社交的な方ではない私だけど、お酒の場のワイワイ感は好きで、顔見知り程度の人だらけの飲み会にでも、誘われれば断ることなく参加していた。そのため、かなりの酒好きでありお調子者という、やや実際とはズレた評判がそこかしこに広まることになるのだが...まあ、そんなに不都合はなかった。みんなに誘ってもらえるし、飲みを主催すれば来てもらえるし。

 

そんなだった私だが、子を持つと、だんだん飲み会には不参加になってきた。子の世話があって...というのは理由の一つだけど、すべてではない。育児と家事とで自分の時間が極端に限られている今、やりたいことに優先順位をつけざるを得ないし、そのやりたいことが育児家事に影響してはいけない。そう考えると、拘束時間が長く、場合によづては翌日にも響いてしまう飲酒は、優先順位が下がってしまうわけだ。酒を飲みに行くなら、読みたい本があるし、観たいドラマがあるし、ヨガにも行きたい。やりたいことが沢山あるなかで、どんどんワイワイする機会からは遠ざかっていった。

 

そんな風に、隙間時間は自分一人の時間を優先していたためか、今日の酒の席では振る舞いがよく分からなくなってしまっていた。よく知らない人ともお酒が入ればにこやかに話すことができていたのに、イマイチ乗りきれない。何となく、一歩引いて周りのワイワイを見てしまう。終いには、いつお開きかなー、何て考えてしまうに至った。

 

何だか、大事な特技を一つ失ってしまったような気がする。久しぶりのビールはとても美味しかったのに、少しだけ悲しい気持ちになったりした日だった。