ドラマ「きのう何食べた?」を今更観てる
朝、台所仕事をしている時は、主にAmazonのPrimeVideoを観ている。最近観始めたのが、西島秀俊と内野聖陽が出ている「きのう何食べた?」だ。
テレビで放送されている時は、ほっこりすると話題になっていたのは知っていたが、放送時間が遅かったこともあり、観そびれていた。原作は、LINEマンガの連載で少しかじっており、料理の素敵さとストーリーの温かさに癒やされていたクチなのだが、実写化ってどうよ?という気持ちは否めなかった。
満を持して観始めた結果どうだったかというと…大当たり。原作が大切にされているのが分かるストーリー展開と、メイン二人の本当のカップルのような演技、そしてシンプルだが美味しそうな料理とで、とても魅力的なドラマになっている。脇役も皆さん素敵だ。
まだ3話程度しか観ていないが、既に再現したい料理がいくつかある。1番やってみたいのは、安売りのキャベツで作ったコールスローサラダだ。私も、仲のいい誰かと無心にキャベツを千切りし、たっぷりのコールスローサラダを作りたい!!
日々大なり小なり色々あれど、やっぱり食べることは基本なのだな、と、改めて思わされる。毎朝、じんわりと心を温めてくれるドラマだ。
丁寧な暮らしへの憧れ
「丁寧な暮らし」という単語への憧れが強い。昔から江國香織さんの小説が好きなのだけど、その理由の1つは、登場人物が皆、観葉植物に飲んでいたミネラルウォーターをあげたり(たまにそれがアルコールになる事もあるが)、好きな音楽をかけながら美味しそうなおつまみをさっと作ったり、野球観戦に桃を持って行って果物ナイフで剥きながら食べたり等、暮らし方や過ごし方にこだわりが見えて、憧れるところにある。丁寧に暮らしている人の生活を覗くことが出来ている気がして、面白いのだ。
同じような理由で、朝日新聞がウェブ上に連載している「東京の台所」という特集も大好きだ。
https://www.asahi.com/and_w/seriese/tokyo-daidokoro/
台所にはそこを使う人のこだわりが見受けられ、その一つ一つにとても興味をそそられる。
もし、自分がこの取材を受けることになったら、何か語れることはあるのだろうか?と考えた時、あるある!と即答できない自分がいる。毎日時間は目まぐるしく過ぎていくけど、その中で私は一体何を成しているのだろうか。何を大切にしているのであろうか。即答できない自分が、空っぽに感じてしまう。
このままではだめだ、と、何かに焦って、いわゆる「丁寧な暮らし」のために色々とやってみたが、生き残って習慣になっているのはごくごく少ない。反省も兼ねて、今までやって来たことを覚えている限り挙げてみる。
【やらなくなってしまったこと】
・花を飾る、観葉植物を置く→心が落ち着くかも、と思って始めたが、花の処理も植物の世話もあっという間におざなりになって枯らしてばかりになった。植物にも申し訳なくなり、やめた。
・リビングをシンプルにして空間を楽しむ→割と潔癖の家が或るのでいけるかと思いきや、夫が何度言っても気にせず散らかすため逆にイライラを募らせる元凶となり、これでは元も子もない、と、諦めた。
・バスタオルやフェイスタオルの種類を統一する→自分で買うものは揃えるようにしたが、思った以上にタオル類を貰うことが多く、全く統一出来ないので無理はしないようにした。
【続いていること】
・寝る前にリビングのリセット→シンプルは無理だが、朝起きたときにテンションが下がらないよう、その日の散らかしはその日のうちに片付けることにした。幾分、朝の気分がよくなった。
・味噌汁の出汁をとる→毎日味噌汁を作っている。かつては顆粒だしを使っていたが、最近水だしで昆布だしを取るようになった。晩ごはん後の片付け時に鍋に切り込みを入れた昆布と水を投入して冷蔵庫に入れておくだけの簡単なものだが、顆粒よりもあっさりした好みの味噌汁が作れるので気に入っている。
・出かけない日は弁当持参→これもやり始めたら癖になった。節約になるかというとそうでもないし、特段料理が得意なわけでもないのだが、弁当を持参するようになってから胃もたれが減り、顎周りのたるみが取れた(ような気がする)。
・朝一に白湯を沸かして飲む→これも、やり始めると、寝坊などで飲まない日は何となく調子が悪いというか、ソワソワしてしまう。白湯で目が覚める感じが心地良いのだ。
こうして書いてみると、何某かの見返り(気分が良くなるとか、胃もたれが減るとか)があれば何とか続けられているようだ。つくづく現金なタイプだ…と思う。そしてこのことで「丁寧な暮らし」辿り着いてているか?というと、まだまだである。江國香織の世界の住人には遠く及ばない。毎日慌ただしい暮らしだ。
こんなどうしようもない状態ではあるが、今後とも少しずつ、自分なりの丁寧を増やしていきたい、そう思っている。
バレンタインデーですね
今週のお題「大切な人へ」
2/14はバレンタインデー。我が家は女子が2名(私と子)に、男子が1名(夫)。数日前から夫があからさまにワクワクしていたので何かやらないわけにはいかない。ただ、平日なので手作り物は厳しい。、ということで、市販のチョコを差し上げることとしました。
事前に子には「バレンタインデーにはパパにチョコレートをあげるんだよ」と折を見て仕込んでおいたものの、分かっているかは微妙。今日に至っては保育園のおやつがバレンタイン仕様だったことで、自分も良いものをもらえる日と勘違い(と言い切るのも何だかなぁという感じだが)している節もあった。
普段から間食の多い夫に見つかるのを避けるため、チョコの購入チャンスは当日のみ。私は、会社近くのショッピングモールで以下を手に入れた。
いろんな味を楽しめそうなことに惹かれた。加えて、缶が可愛いことも購入の決め手だ。…こういう考え方で買い物をしてしまうから家が片付かないというのは分かっているんだが、やめられない。
子は、保育園帰りにチョコを選ばせたところ、色とりどりのバレンタイン仕様のスイーツではなくこれを選択。
美味しそうだし、下手にラッピングに凝った商品より安いし、これはこれで良かろう。
かくして準備は整い、遅れて帰宅した夫に無事二人からチョコを渡すことができた。
夫は独り占めできるお菓子にホクホクだったが…子に「ママにもあげないと駄目だよ!」と釘をさされてやや消沈してた。母はにんまり。
凝ったことは出来なかったけど、我が家らしいバレンタインだったかなと思う。
曲げわっぱ、いいかも
以前、打ち合わせなどで外出がない日はスープジャーにお昼ご飯のおかずを詰めて持って行っているということを書いた。その後、毎日汁物だと飽きてきて…最近は、スープに代わりお弁当を作っていくことが増えてきた。お弁当箱は、タキマキさんのインスタで見て憧れていた、曲げわっぱ。
そのものずばりではないけど、こんな体裁のやつ。ウレタン塗装を選んだので、食器用洗剤も使える。
何故これに憧れていたかといえば、何を詰めても取り敢えず様になりそうだから、というだけだったのだが(しかもその点は、自分のスキルが低すぎて未だ叶えられていないのだが)、他にも意外な良いところがある。それは以下の通りだ。
「軽い」
「ご飯がびしょびしょにならない」
「いい香りがする」
特に香りについては、ウレタン塗装なこともあり全く期待していなかったところだったのだが、ご飯にうっすら木の香りが移っているのを感じる。いつまで続く香りかは分からないが、癒やされるのだ。
食べ終わったあとは、すぐに会社の流しで洗い、自分のデスクで乾燥させている。デスクに弁当箱を広げるのは微妙だが、流しに私物を置くなというお達しが出ているので仕方ない。一応、周りには見えないようにしている(つもり)。
丁寧に使えば何年も長持ちするという曲げわっぱ。こんな使い方で大丈夫だろうか、と思いつつ、少しでも美味しそうな詰め方を研究して、ゆくゆくはブログに写真を載せられる程度にはなりたい。
と妄想しつつ参考までにお伝えしておくと、今日のお弁当の中身は、豚丼に茹でスナップえんどうを添えたものであった。字面からして映えない感じが滲み出ているし、実際その通り。こんな状態の私が、曲げわっぱのポテンシャルを最大限に活かしたお弁当を作れるようになるのはいつの日か。乞うご期待といったところである。
○○○ミュージアムに行ってきた
外は寒いけどとても良い天気。出掛けないのは勿体ない。そんな休日に、「室内で遊べるところ」というテーマでスポットを探したところ、ふと、気になった場所があった。
うんこミュージアムである。
ご存知だろうか?都内だとお台場のダイバーシティ内にある、ポップでサイケデリックな外装の施設である。数あるテナントの中に、違和感たっぷりかつ堂々と並んでいる。
以前お台場に遊びに行ったとき、少なくない人数の家族やカップルが、棒に刺さったカラフルなうんこを手に持って歩いていることに衝撃を受け、調べたところ、出処はそのうんこミュージアムだった。激しく興味を引かれたものの、その後日々の忙しさにかまけてその存在を忘れ、時が過ぎていた。それが、ふと、思い出されたのである。
思い立ったが吉日、スマホで早速前売り券を検索し(ALE-BOXというサイトに登録すれば速攻で手に入った)、お台場へ。「寒いからおうちで遊びたい」という子の説得に時間がかかったものの、何とか外出に成功した。
ヴィーナスフォートでお昼ご飯を食べた後、いよいよダイバーシティ2階に位置するうんこミュージアムへ。入り口のお姉さんの指示に従い、中に入った。
これから行く人のために詳細は書かず、少しだけチラ見せ。
こんな感じのオブジェがあって周りがボールプール(うんこ含む)になっており、沢山の子供たちがうんこを拾い集めて並べたり、ボールの中に横たわったりしていた。子は何故か「○ちゃん、うんちの先生なのー」と言って、うんこを拾い集めては隅に放り、それらを群れさせることに集中していた。
周囲には沢山のフォトスポット。一見するとうんことは関係なさそうなこんな場所も。
他にも、うんこ版ときめものようなゲームやシューティングゲーム、「うんこ!」と叫ぶ声の大きさを競うゲームなどが出来るゲームエリアや、著名人が描くうんこたちが飾られているエリアもあり、大変充実していた。
あ、ちなみに、私が衝撃を受けた棒付きうんこは、きちんと1人1つ手に入る仕組みになっている。
何だか良くわからない説明で申し訳ないが、総じてくだらなくてとても楽しい場所だった。こんなに恥じることなく「うんこ」を連呼できる場所は、そうそうないだろう。
こんな不思議な施設、一体どんな人が企画したのか?と気になって調べてみたら、面白法人カヤックの人だったのね。納得だ。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/senpai/senpai38/
ミュージアムを出た後は謎の爽快感と高揚感があって、リフレッシュ出来たのが嬉しい。2回目があるか?と言われると分からないが、とにかく1度行ってみてほしい。そんな場所である。
スマホをpixel 3xlに変えた
数ヶ月前、アスファルトに思いっきりスマホを落としたせいで、ディスプレイ下部に結構なヒビが入っていた。HTCのもので、スペックにも満足していたし、使い始めてから1年くらいしか経っていなかった。そのため、意地で使い続けていたけど、ヒビに細かい埃が入ったり、指紋認証時にヒビのところに押し当てる必要があったりで若干不安ではあった。
そんな中、pixel 3xlがセールをしているとの情報from夫。通常10万円を優に超える端末が、45,000円で買えるとのこと。本命の128GBは完売だったが、64GBは在庫あり。ということで腹をくくり、購入した。
リンクは128GBだが、色はこれと同じホワイト。セール開催中のGoogleストアで買った。
ほどなくして手元に届いたので(到着予定日より3日も早く届いた!)、週末に移行を開始。最近のandroidスマホは、元機種と新機種をケーブルで繋いである程度アプリなどの情報を引き継ぐことが出来る。便利なものだ。携帯ショップで電話帳の移行をしてもらっていたのが懐かしいが、それが20年くらい前のことだと気づいて、少しショックだった。年をとったなあ…
情報の引き継ぎ以外にもやる事はそこそこあった。大きいのは、以下の4つ。
このうち3については、私はLINE PayとQUICPayの連携だけだったので、LINE移行後にすぐ紐付け直しができた(まだ使っていないが)。LINEもログオンし直しとSMSでの確認だけなので取るに足らない。
少し嵌まったのは、2と4だ。
モバイルSuicaは、元機種アプリで機種変更モードにしておいて、新機種でログインし直すという手順をとる。しかし、機種変更モードの状態でケーブルで繋ぎアプリを移行したため、その情報が新機種側にも移ってしまっていた。結果、モバイルSuicaを再インストールする羽目になってしまった。地味に面倒だった…。
そしてAPN設定。私はLINEモバイルを使っている。LINEモバイルは、端末の設定で所定の情報を入力したあと、接続するためには年齢確認用のコードを入力する必要がある。このコードはどうやら機種変更時に再発行しなくてはいけなかったようなのだが、それを知らず、わざわざメモっていた元携帯のコード(めちゃくちゃ複雑な文字列)を入力しては弾かれ、を何度か繰り返すことになってしまった。読み逃してなければ、LINEモバイルのSIMが届いたときの説明書にも書いてなかったよ…あー面倒だった…。
ともあれ、紆余曲折を経て新たなスマホを手に入れた。このブログも新しい端末から書いている。元の端末と棲み分けしながら(pixelはMicroSDカードに非対応のため端末に保存する系の操作は控えたいため)、上手く使いこなせるようにしたい。取り敢えずは、もう、割らないようにする!
懸賞に当たった!
タイトルを見ると余程高価なものが当たったの?という印象かもしれないが、実際に当たったのはこちら。
ミイラ展を記念した、メモ帳である。
書店でミイラ展グッズを買うと応募用コードがもらえ、ミイラ展のチケットかこのメモがもらえる...という懸賞に応募したのは昨年の12月くらいだったか。ミイラ展は2月末までなので、当選したらすぐにチケットが届くはず、と思っていたのに音沙汰が全くなかったので、てっきり外れたと思っていた。
応募数は分からないが、チケットとメモ帳それぞれ50名ずつの当選人数だったので、当たったのは貴重だと思う。メジェド好きだし。そもそも、書店で買ったミイラ展グッズはメジェド柄の栞だったし。
少しの間眺めたあと、子に見つかって鋏で切り刻まれないよう、取り敢えずしまいこんでおいた。会社で使おうか、家で使おうか、それともしばらく未使用で取っておくか。賞品の今後を考えるのは、とても楽しい。
当選すると、懸賞っていいなと思うのが人の常。めんどくさくてなかなか応募に至らないパンのポイントシールなど、真剣に集めてみようかな。